-中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)-
「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」の建設を行っています。
「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。
中之島フェスティバルタワー・ウエスト(仮称)の概要
◆ 計画名-大阪・中之島プロジェクト西地区
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.50㎡
◆ 延床面積-150,438.23㎡(容積率対象面積133,971.62㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定
撮影日2014年10月1日 「中之島フェスティバルタワー」12階の「Largo(ラルゴ)」から見た様子です。
撮影日2014年10月1日 敷地北側部分です。
撮影日2014年10月1日
「アースドリル掘削機」です。前回見た「リーダ式アースドリル掘削機」は撤退し、リーダレスタイプに入れ替えられていました。なぜ入れ替えたのかよく分かりません・・・
「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、同時に「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。
撮影日2014年10月1日
基礎杭工法の一種の「リバース工法(リバースサーキュレーション工法)」のように見えますが、よく分かりません・・・
この現場は、基礎杭の構築に「アースドリル工法」と「リバース工法」を併用している可能性がありますが、まだ確信が持てません・・・
撮影日2014年10月1日
「オールケーシング掘削機」です。ずっと地中障害物の撤去だけ行っていると思っていましたが、「オールケーシング工法」で、「場所打ちコンクリート杭」を構築する場合もあるのでよく分かりません・・・
竣工した「中之島フェスティバルタワー」は、建築の教科書に載っているような分かりやすい建設現場でしたが、この現場は本当に難しくて、私のような素人には分からない事が多いです。
撮影日2014年10月1日
「オールケーシング掘削機」で、撤去された地中障害物を油圧ショベル砕いています。地中障害物の撤去がまだ続いているのは間違いないです。
撮影日2014年10月1日 敷地南側部分です。
撮影日2014年10月1日 「構真柱建込み架台」と「ガイド管」が見えます。
撮影日2014年10月1日
通常の「拡底バケット」と「TMB掘削バケット」が見えます。「TMB掘削バケット」は汚れているので何度か使用された事が分かります。
● TMB掘削バケット
「TMB掘削バケット」を「アースドリル掘削機」に取り付けて、「TMB杭(多段拡径杭もしくは多段拡底杭)」を構築します。
撮影日2014年10月1日 この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。
撮影日2014年10月1日 阪神高速道路の高架下の残される部分に、「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。
撮影日2014年10月1日 北東側から見た様子です。
撮影日2014年10月1日 南東側から見た様子です。