-大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線-
「大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線」は、2023年春開業予定の「(仮称)北梅田駅」と、「JR難波駅」及び南海本線の「新今宮駅」をつなぐ路線です。
JR阪和線、南海本線を介して、西日本最大の鉄道ターミナルである梅田ターミナル、大阪市の主要鉄道ターミナルである難波ターミナル及び天王寺ターミナル、国土軸との結節点となる新大阪駅及び関西国際空港とを直結する機能を有します。
大阪都心ならびに京阪神圏の各拠点都市と関西国際空港とのアクセス性の強化等、広域鉄道ネットワークの拡充に資する事業で、関西の最重要プロジェクトと言っても過言ではありません。
引用資料 大阪市・報道発表資料(2018/02/21)
大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線に係る環境影響評価方法書
なにわ筋線の概要
◆ 建設延長-約7.4 ㎞(複線)
◆ 中間駅-(仮称)中之島駅、(仮称)西本町駅、(仮称)南海新難波駅
◆ 事業スキーム-地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式(想定)
◆ 整備主体-関西高速鉄道株式会社
◆ 営業主体-JR西日本(西日本旅客鉄道)、南海電気鉄道
◆ 開業目標-2031年春
「事業計画路線」です。
「計画平面図」です。
「(仮称)南海新難波駅」付近の拡大です。「パークス通」の地下を南下して、「新今宮駅」の手前で合流(分岐)します。
「計画縦断図(西本町駅~南海新今宮駅)」です。南海営業区間はほとんどの部分が「単線シールド×2本」で建設されます。
「阪神高速環状線」の少し南側で地上に出ます。このあたりで「掘割」から「高架橋」に移行すると思われます。すぐ南側の「国道25号」をオーバーパスする必要があるため急勾配で駆け上がって行きます。
南側から見た様子です。高架橋を「パークス通」の上に設けるのか? もう少し東側にずれるのか? 詳細な図面が無いので現時点では分かりません。
「パークス通」の南端です。
「パークス通」と「国道25号」の交差点です。
「パークス通」の東側の建物群です。あくまでも私の勝手な推測ですが、ルートによってはこの部分の用地を一部使用する可能性があると思われます。
同じ部分を南東側から見た様子です。「パークス通」の南端まで高架橋を設けるのか? 「パークス通」の東側の建物群の用地を一部使用するのか? 詳細な図面が無いので現時点では分かりません。
東西に走っている「国道25号」です。「国道25号」を高架橋でオーバーパスします。そのため「国道25号」の北側で、高架橋の桁下がなりの高さになっている必要があります。
「国道25号」の南側の建物群です。あくまでも私の勝手な推測ですが、ルートによってはこの部分の用地を一部使用する可能性があると思われます。
「国道25号」の南側で「南海本線」と合流します。「南海本線」の側道に高架橋を構築すると思われます。
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大阪都市計画都市高速鉄道なにわ筋線 Part5・南海営業区間の「高架橋の工区」編
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