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地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2019年9月26日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2019年9月26日 「サウスゲートビルディング」から見た様子です。「三点式パイルドライバ」が姿を消しました。


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撮影日2019年9月26日 1台目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年9月26日 2台目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年9月26日 「オールケーシング掘削機」の本体と「ハンマークラブ」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年9月26日 3台目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年9月26日 4台目の「オールケーシング掘削機」です。


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撮影日2019年9月26日 「オールケーシング掘削機」の本体と「ハンマークラブ」です。「地中障害物」の撤去を行っています。


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撮影日2019年9月26日 北側から見た様子です。




オリエンタルビル 「名古屋三越栄店」が入るビルを超高層複合ビルに建て替え 地上34階、高さ約180mの栄地区で最も高いビルを目指す!

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-名古屋三越栄店-

 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」が開業するまで、名古屋の百貨店は「4M(松坂屋、三越、名鉄、丸栄」と言われていました。「名古屋三越」は、1980年まで「オリエンタル中村」と言う名称でした。

 「名古屋三越栄店」が入居する商業ビルを運営する「オリエンタルビル」は9月30日に、2029年の完成を目標に、新たな超高層複合ビルに建て替える構想を明らかにしました。
 商業施設に加え、高級ホテルなどを備えた地上34階、地下4階で、高さ約180mとし、栄地区で最も高いビルを目指します。今後、三越など関係者との協議に入ります。

 引用資料 中日新聞(2019/10/01)
 栄・三越、建て替え構想 オリエンタルビル表明

 現在のビルは、地上9階、地下3階、延床面積約76,600㎡で、名古屋三越の前身「オリエンタル中村百貨店」が開業した1954年に完成し、1973年までに4回にわたって増築を繰り返してきました。。耐震補強工事は実施済みですが、、建物の老朽化が課題となっていました。

 構想では、名古屋市から都市再生特別地区の指定を受けることで、容積率を基準の1.5倍とし、延床面積を130,000㎡に拡大します。高層階に高級ホテル、中層階に国際会議や宴会などに使えるコンベンションホール、低層階に三越を想定した商業施設を入れ、低層階の屋上には来場者の憩いの場として公園を設けます。


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「位置図」です。


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「名古屋三越栄店」を北西側から見た様子です。建て替え計画を予想して事前に撮影しておきました。


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「名古屋三越栄店」を北東側から見た様子です。



なんばパークス南側 センタラ・ホテル&リゾートなど 地上34階、高さ約141m「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画」を建設!

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-(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画―

 「センタラ・ホテル&リゾート(本社:タイバンコク)、大成建設、関電不動産開発」の3社は、出資者間協定を締結し、特定目的会社「Centara Osaka 特定目的会社」を設立のうえ、「ニッピ」が所有する大阪市浪速区難波中二丁目の土地4,404.72㎡を開発することとしました。「Centara Osaka 特定目的会社」は、本開発にあたり、「ニッピ」より土地を賃借する「南海電気鉄」から土地を転貸借する予定です。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2019/10/01)
 難波中二丁目における開発について

 計画している施設は、地上34階、高さ141.56m、客室数515 室、フィットネスセンター、多彩なレストラン、宴会施設等を整備し、センタラ・ホテル&リゾートが2023 年半ばに日本初進出となるハイエンドホテルです。

 大阪は、人口1,200万人超の大阪都市圏の主要都市で、東京に次ぐ日本有数の国際観光都市です。京都、神戸、奈良などの人気の観光地からも近く、加えて2025年には、大阪で万国博覧会が開催されるなど、魅力的な観光都市でもあります。

(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市浪速区難波中二丁目20番2、21番1
◆ 階数-地上34階、塔屋1階
◆ 高さ-141.56m
◆ 敷地面積-4,404.72㎡
◆ 建築面積-3,580.50㎡
◆ 延床面積-39,128.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-515室
◆ 建築主- Centara Osaka 特定目的会社(土地賃借人 南海電気鉄道)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 埋蔵文化財本掘作業期間-2019年09月~2020年03月予定
◆ 着工-2020年04月予定
◆ 竣工-2023年03月予定


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位置図

 今回の開発は、本開発地全体敷地面積8,915.34㎡のうち北側4,404.72㎡です。南側残地4,510.62㎡については、駐車場運営を継続しつつ、本格的開発の実現を目指して引き続き努力していきます。

 引用資料 ニッピ(PDF:2019/10/01)
 当社なんば地区所有地の開発について


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「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画」予定地の空撮です。


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角度を変えた様子です。


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北側から見た様子です。残念ながら敷地の一体開発にはなりませんでした。


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バブル期の再開発イメージ模型写真

 バブル経済が最高潮だった頃の1989年3月に新聞に掲載された「南海難波駅周辺の再開発イメージ 模型写真」です。 当時関西ではテレビや新聞にも大々的に取り上げられ大変話題になりました。

 具体的に個々の計画が決まっていた訳ではありませんが、当時の「南海電鉄、久保田鉄工、大阪スタジアム興業、高島屋、ニッピ」の5社が「難波再開発」で合意したものです。
 具体化できるかどうかは未定としながらも 、地上60階、高さ250mのインテリジェントビル×3棟を含む大規模再開発で、総事業費2,500~3,000億円、全体の完成目標は1995年を予定していました。

 あれからもう30年以上が経過しました。当時、新聞の朝刊を見て狂喜乱舞した事を今でもはっきり覚えています。規模的にはかなり小さくなりましたが、南海難波駅周辺の再開発が徐々に完成しつつあり感慨無量です。



さようなら「梅田駅」、こんにちは「大阪梅田駅」 2019年10月1日の消費増税に合わせて「阪急電鉄」と「阪神電鉄」が駅名改称!

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-大阪梅田駅-

 2019年10月1日に阪急電鉄と阪神電鉄の「梅田駅」の駅名が、「大阪梅田駅」に改称されました。訪日外国人客らに ”大阪の「梅田駅」” と分かりやすく伝えるためで、未明から各駅で看板などの更新が行われました。

 「阪急梅田駅」は1910年、「阪神梅田駅」は1906年に開業して以来、大阪中心部のターミナル駅として、多くの利用客に親しまれてきました。近年は急増する訪日外国人客らから「梅田駅が大阪のどこにあるのか分かりづらい」といった声が寄せられるようになりました。10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられました。運賃改定に合わせて、駅名も変更しました。


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2019年10月1日の阪急電鉄の「大阪梅田駅」です。


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阪急電鉄の「大阪梅田駅」の改札外コンコースです。こうやって改めて見るとコンコース内は駅名表記がほとんど無く、変化に気が付きません。


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ただし、じっくり見るとちゃんと「大阪梅田駅」に変更されています。


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2019年10月1日の阪神電鉄の「大阪梅田駅」です。


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阪神電鉄の「大阪梅田駅」の改札外コンコースです。


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阪神電鉄の「大阪梅田駅」は、大規模な改修工事が行われており、改札外・改札内共に天井がむき出しになっています。



地上56階、高さ約191mの「(仮称)梅田曽根崎計画」 2019/10/01 「DFS(デュアル・フレーム・システム)」をバッチリ撮影!

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-もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地-
 
児童数の減少により、「大阪市立大阪北小学校」は2007年3月に閉校し、「大阪市立扇町小学校」に統合されています。併設されていた「大阪市立曽根崎幼稚園」も閉園されています。

 「住友不動産」は、大阪市北区曽根崎二丁目にて開発を推進していた「(仮称)梅田曽根崎計画」の建築工事に2018年7月4日に着工しました。ホテルは「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営業務を行います。
 引用資料 住友不動産(PDF:2018/07/04)
 大阪市中心部に誕生する地上56 階建て大規模複合タワー 「(仮称)梅田曽根崎計画」 着工 ~旧大阪北小学校跡地開発、曽根崎の記憶と共に街と人をつなぐ~

● 共同住宅は全戸が高級賃貸住宅「ラ・トゥール」に!
 「日本経済新聞」によると「(仮称)梅田曽根崎計画」の総戸数836戸の全住戸を賃貸にするそうです。住友不動産の高級賃貸住宅「ラ・トゥール」となる予定です。

 日本経済新聞(2019/02/25)
 関西最大級 56階建て賃貸タワマン 住友不動産、梅田に

(仮称)梅田曽根崎計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目73番2
◆ 階数-地上56階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部191.675m
◆ 敷地面積-6,837.63㎡
◆ 建築面積-4,940.65㎡
◆ 延床面積-107,560.37㎡(容積対象面積75,160.24㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-DFS(デュアル・フレーム・システム) *管理人の推測
◆ 用途-共同住宅(賃貸)、ホテル、店舗、貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設
◆ 総戸数-836戸
◆ 客室数-202戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年07月04日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「外観完成予想図・南立面」です。設計者・施工者は「大林組」です。地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用すると思われます。


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「お初天神通り商店街から望む・『リンクプラザ』」です。


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)梅田曽根崎計画」の建設現場の全景です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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地上躯体を構築しています。


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地震対策として「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用しています。今まで何ヶ所も「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用した超高層マンションの建設現場を撮影してきましたが、構造が鮮明に分かる写真が初めて撮影出来ました。

 やはり高い場所から見るのが一番ですね。私は工法や構造ヲタなので、「DFS(デュアル・フレーム・システム)」の構造がバッチリ撮影出来て本当にうれしかったです。


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デュアル・フレーム・システム
 大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」は、一つの建物を独立した二つの構造体(心棒、超高層住宅棟)で構成し、それぞれを制振装置(ダンパー)で連結する制振構造システムです。硬い心棒と超高層の柔かい住宅棟をダンパーでつなぐことで、お互いの揺れを更に小さくすることができます。

 引用資料 大林組(PDF)
 デュアル・フレーム・システム


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中央の心棒となる「フリーウォール」は、五重塔でも使われていた制震技術「心柱」のような役目を果たします。「フリーウォール」の内部の空洞は「立体駐車場」として使用されます。


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「フリーウォール」は要となる部分なので、鉄筋の密度が物凄いです。


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西側の躯体工事の様子です。


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梁に「プレキャストコンクリート」を使用しています。


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西側の躯体工事の様子です。柱の鉄筋の配筋を行っています。



大阪駅前地下道改良事業 東広場の地下空間の大規模な改築とリニューアル 2019/10/01 Part1・地下の工事編

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。

● 東広場の地下空間の通行制限
 大阪駅前地下道東広場は、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工事期間中は、広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させ、東広場の地下空間も一部通行を制限しながら工事を行うことになります。工期は、2019年7月1日~2025年3月31日までの終日を予定しています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2019/06/05)
 大阪駅前地下道東広場改築工事に伴う国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の車線規制並びに東広場の地下空間の通行制限について


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。

 
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大阪駅前地下道東広場

 多くの人々が行き交う「大阪駅前地下道東広場」ですが、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行っています。工期は、2019年7月1日(令和元年7月1日) ~2025年3月31日(令和7年3月31日)までの終日を予定しています。


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かなり広範囲がフェンスで閉鎖されて通行出来なくなっています。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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広範囲に「天井板」が撤去されています。


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資材が山積みされています。



大阪駅前地下道改良事業 東広場の地下空間の大規模な改築とリニューアル 2019/10/01 Part2・地上(阪神前交差点及び周辺エリア)の工事編

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。

● 東広場の地下空間の通行制限
 大阪駅前地下道東広場は、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工事期間中は、広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させ、東広場の地下空間も一部通行を制限しながら工事を行うことになります。工期は、2019年7月1日~2025年3月31日までの終日を予定しています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2019/06/05)
 大阪駅前地下道東広場改築工事に伴う国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の車線規制並びに東広場の地下空間の通行制限について


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)
 「大阪駅前地下道東広場」の大規模な改築とリニューアルを行っていますが、工事は地上にも及んでします。広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させて工事を行っています。工期は、2019年7月1日~2025年3月31日までの終日を予定しています。


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「阪急うめだ本店」側の工事の様子です。


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重機が稼働しています。


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少し角度を変えた様子です。


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「阪神百貨店梅田本店」側の工事の様子です。


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別方向から見た様子です。


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国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させて工事を行っています。


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工期は、令和7年3月31日(2025年3月31日)までの終日を予定しています。



「広島東郵便局」が閉館 地上20階、延床面積約44,800㎡の大規模オフィスビル「広島駅南口計画(仮称)」が動き出す!

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-広島駅南口計画(仮称)-
 JR広島駅前には「広島東郵便局」があります。日本郵政グループは、各政令指定都市の駅前の「中央郵便局」をJRの駅ビルの建て替えに合わせて、再開発を行っています。

 「日本郵便」は、広島駅南口に所有する「広島東郵便局」の敷地において「広島駅南口計画(仮称)」としてビルを開発するとを発表しています。地上20階、延床面積約44,800㎡の大規模なオフィスビルとなります。

 引用資料 日本郵便(2019/05/23)
 広島駅南口における開発計画について

● 広島東郵便局が閉館!
 「広島東郵便局」は2019年9月17日に閉館し、「エールエールA館」に仮設の窓口を設置しました。既存建物の解体着手は2019年秋予定、2022年秋頃の開業を予定しています。

広島駅南口計画(仮称)の概要
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町2番62号(広島東郵便局敷地:日本郵便所有)
◆ 階数-地上20階
◆ 高さ-(不明)
◆ 延床面積-約44,800㎡
◆ 基準階面積-約1,500㎡(事務所専有部)
◆ 用途-オフィス、店舗、自走式駐車場
◆ 建築主-日本郵便(プロジェクトマネジメント 日本郵政不動産)
◆ 解体着手-2019年秋予定
◆ 開業-2022年秋頃予定


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下層階の様子です。店舗は1階と2階のようですが、日本郵便が展開する商業施設「KITTE(キッテ)」の名称になるかは不明です。壁面緑化が行われている3階~5階は「自走式駐車場」になると思われます。5階と6階の間に「免震層」を設置しているように見えます。地震対策として「中間免震構造」を採用する可能性があります。


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「位置図」です。


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JR広島駅前にあった「広島東郵便局」です。2019年9月17日に閉館し、「エールエールA館」に仮設の窓口を設置しました。


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東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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すぐ西側はJR線をオーバーパスする高架道路です。


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「広島東郵便局」の北側の駐車場です。この駐車場も含め敷地をほぼフルに使ってビルを建設するようです。北側の建物はJR西日本グループの「ヴィアイン広島」ですが、広島駅ビルの建替え計画の一環として解体される事が決まっています。


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「広島駅ビルの建替え計画」や「「広島駅南口計画(仮称)」により広島駅南口のスカイラインが大きく変わりそうです。ちなみに写真の一番左側の建物が、仮設の窓口が設置された「エールエールA館」です。




さようなら梅田の「桜橋ボウル」 閉店後に「桜橋吉豊ビルディング」は解体して建て替え ビルのオーナーは梅田の大家さん「吉豊産業」 

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-桜橋ボウル-

 「桜橋ボウル」は、1972年に開業以来長きにわたり「ボウリング場」として営業してきました。「桜橋ボウル」は、「桜橋吉豊ビディング解体新築工事」に伴い、2019年1月12日に営業終了します。閉店後に既存ビルは解体し、建て替えを計画しています。

 桜橋ボウル 公式ホームページ
 お客様各位  桜橋ボウル営業終了のお知らせ

 「桜橋ボウル」は、1972年に竣工した「桜橋吉豊ビルディング」に入っています。ビルは「吉豊産業(きっぽうさんぎょう)」が所有しています。「吉豊産業」は、梅田の大家さんでグループ会社の「吉本ビルディング」が、「吉本ビルディング(ヒルトン大阪)」や「第二吉本ビルディング(ヒルトンプラザ・ウエスト)」 などを所有しています。

 公式HP → 吉豊産業株式会社


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「桜橋交差点」から見た様子です。東端の「桜橋御幸ビル」は先に建て替えられました。西隣が「桜橋ボウル」が入っている「桜橋吉豊ビルディング」です。東京は街区内の複数のビルを集約化して再開発するのが一般的ですが、大阪は単発の建て替えが多くて集約化される件数が非常に少ないのが残念です。


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「桜橋ボウル」が入っている「桜橋吉豊ビルディング」を南東側から見た様子です。


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「桜橋吉豊ビルディング」の西側は、1992年に竣工した「吉本桜橋ビルディング」です。「吉豊産業」のグループ会社が所有しているので、2棟の一体的な再開発の可能性もあります。


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「吉本桜橋ビルディング」の西側は「桜橋ニコービル」です。写真では分かりませんが、「桜橋ニコービル」の後ろまでが「桜橋吉豊ビルディング」です。


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南西側から引いて見た様子です。



「大阪府立大学」と「大阪市立大学」の統合計画 Part1・新キャンパスの予定地「大阪城東部地区の市有地(約108,500㎡)」を見てきました!

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-新キャンパスに森之宮(府大・市大統合計画)-

 「大阪府立大学」と「大阪市立大学」の統合計画で、統合が実現した場合の新キャンパスとして、森之宮地区の市有地(約108,500㎡)を検討しています。

 「大阪城東部地区」の市有地は、大阪城周辺から臨海部に至る東西都市軸の東部に位置する重要な拠点であり、大阪城公園に隣接し、大阪都心部の交通至便な立地条件にあります。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ
 大阪城東部地区の市有地の有効活用に係るマーケット・リサーチを実施します

 2013年1月に供用を廃止したもと森之宮工場(ごみ焼却工場)や、もと焼却工場建替計画用地など大規模な未利用地が存在しています。また、JR森ノ宮電車区等や、交通局検車場、中浜下水処理場など、エリアの都市機能を支えるために重要な機能が集積していますが、高度な都市的利用はなされていません。


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「区域図」です。敷地面積約108,500㎡(約26,300㎡+約12,200㎡+約70,000㎡)が対象です。JR大阪城公園駅とデッキ(設置予定)で直結する好立地です。

 敷地面積約108,500㎡は、国公立の総合大学のキャンパスとしてはかなり狭いですが、容積率を緩和すればかなりの大規模な校舎群が建設可能です。統合の象徴として、大規模なキャンパスの整備を期待したいです。


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区画1(概ね3年後から着手可能)

 「もと焼却工場建替計画用地」です。敷地面積約26,300㎡です。


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「区画1」の「もと焼却工場建替計画用地」です。「仮囲い」で囲われていますが、内部は更地になっています。


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「区画1」の北側には、大阪市の「中浜下水処理場」があります。西側の約4.1haと東側の約4.3haに分かれており、「大阪城外濠」への再生水の供給も行っています。


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「区画1」と「区画2」の間には、4車線の「豊里矢田線」が通っています。「豊里矢田線」はこのあたりは完成していますが、北側も南側もまだまだ未完成の部分が多い都市計画道路です。


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区画2(概ね10年後から着手可能)

 「もと森之宮工場(ごみ焼却工場)」の敷地面積約12,200㎡+「交通局検車場」の敷地面積約70,000㎡です。


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「区画2」です。


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「交通局検車場」です。敷地面積約70,000㎡です。


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北側の「もと森之宮工場(ごみ焼却工場)」です。敷地面積約12,200㎡です。


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「もと森之宮工場(ごみ焼却工場)」は、「もと森之宮工場煙突ほか除染解体撤去工事」が行われています。


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「区画2」を北西側から見た様子です。


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北側には「第二寝屋川」が流れています。


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JR大阪城公園駅との間には「JR森ノ宮電車区」があります。新キャンパスは「JR森ノ宮電車区」をオーバーパスして、JR大阪城公園駅とデッキ(設置予定)で直結する予定です。



「大阪府立大学」と「大阪市立大学」の統合計画 Part2・新大学基本構想 学部は? キャンパスは? 入学定員は?

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-新大学基本構想-

 「大阪府立大学」と「大阪市立大学」の統合計画で、2019年4月設立の「公立大学法人大阪」は、これまでの提言や計画等を踏まえ、統合後の新大学の教育研究組織などを、大阪府・大阪市と連携をはかりながら検討を進めてきました。

 これまでの「新大学ビジョン」、「『新・公立大学』大阪モデル(基本構想)」及び4者TF報告書「新たな公立大学としての2つの機能・戦略領域」を、さらに具体的な内容とし、2022年4月の開学に向けて「新大学基本構想」としてとりまとめました。

 引用資料 公立大学法人大阪(PDF:2019/08/27)
 新大学基本構想


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新大学の教育研究組織

 新大学では、両大学の同種の分野を集約することを基本とした上で、新たに情報学研究科を設置するとともに、「農学部・研究科、獣医学部・研究科、看護学部・研究科」を独立します。主要国立大学に匹敵する公立の総合大学となります。旧帝大クラスと比べても無いのは「歯学部、薬学部」くらいです。

● 獣医学部が独立
 「生命環境科学域」の「獣医学類」から新大学で「獣医学部」が独立します。「獣医学部」は、公立大学かつ関西圏唯一の獣医師養成課程を設置します。「京都大学、大阪大学、神戸大学」にも「獣医学部」は無いので大変貴重です。

 国内における獣医系大学は、国立大学法人10、公立大学法人1(大阪府立大学)、私立5の16大学しかありません。総定員は1,000人に満たないため入学試験の難易度は極めて高いです。


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連携型タウンキャンパス

 「梅田サテライト」を含めると6ヶ所の典型的な「タコ足大学」になります。まあ最初はしかたありませんが、「タコ足大学」の解消に努めて欲しいです。


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教育組織とキャンパスの関係

 「新キャンパス(第1期)」は、2025年度を予定しています。第1期の2025年度の時点では、「森之宮(都心メインキャンパス)」は、「基幹教育、文学、リハビリ学、生活科学」ですが、最終的には文系はすべて「森之宮(都心メインキャンパス)」に統合されると私は予想しています。


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学部入学定員数(国公立大学3位)
 「学部入学定員」は、国公立大学3位になります。新大学の規模は現状と同規模(学生数約16,000人、教員数約1,400人)で、これまで以上に多様な人材によるシナジー効果が期待されます。ちなみに学生数約16,000人は、学部学生数と大学院学生数の合計です。



ミライト・テクノロジーズの大阪市内最大規模の 「大阪第1データセンター」 大災害時にも耐えられる堅牢な構造はまるで要塞!

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-大阪第1データセンタター-

 「NTTファシリティーズ」は、大阪市西区土佐堀三丁目の「土佐堀橋」の南側にある「NTTファシリティーズ 堂島別館」を解体しました。跡地には「ミライト・テクノロジーズ」のデータセンターが建設されました。「ミライト・テクノロジーズ」は、大阪市西区に本社を置く、情報通信機器・設備の建設、保守点検を行う西日本最大の通信工事会社です。

 「データセンター」は、24時間、年365日休まずにその機能を維持することが求められ、絶対に停止する事が許されません。そのため、大災害時にも耐えられる堅牢な構造と、電力と通信機能の安定的な供給が不可欠です。

 「大阪第1データセンター」も例外では無く、まるで「要塞」のような大災害時にも耐えられる堅牢な構造になっています。通常は「免震装置」は外から見る事は出来ませんが、「大阪第1データセンター」は外から見る事が出来ます。

大阪第1データセンター の概要
◆ 計画名-(仮称)MDプロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市西区土佐堀三丁目21番2(地名地番)
◆ 階数-地上8階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部55.02m
◆ 敷地面積-2,962.11㎡
◆ 建築面積-2,066.85㎡
◆ 延床面積-16,597.30㎡(容積率対象面積15,236.43㎡)
◆ 構造-鉄構造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-1階柱頭免震構造
◆ 用途-オフィス、コンピュータ室
◆ 建築主-ミライト・テクノロジーズ
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-銭高組
◆ 解体工事-2016年5月10日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年11月18日
◆ 竣工-2018年05月31日
◆ 稼働-2018年06月01日


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「大阪第1データセンタ ー 」です。「土佐堀川」の南側にあります。


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北西側から見た様子です。


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3mの水防ラインを設定

 「土佐堀川」の近くに立地することから、南海トラフ大地震の津波や河川氾濫などの災害リスクに対応する3mの水防ラインを設定しています。1階にエントランスやオペレーション機能、搬入スペースを配置し、水防ラインよりも上部の2階に特高受電室や中央監視設備などの重要機器を配置しています。ちなみに1階の多くの部分は「駐車場」になっています。


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柱頭免震構造

 地震対策として、1階柱の上部に「免震装置」を組み込む「柱頭免震構造」とすることで、水害から装置を保護しています。この部分には「積層ゴム」と「オイルダンパー」が設置されています。


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地震時は最大65cm動く免震装置

 1階柱の上部に設置された「免震装置」です。目隠しされていますが内部に「積層ゴム」が設置されています。地震時は最大65cm動きます。そのため配管類はジャバラになっていて地震時の移動を吸収します。


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東側から見た様子です。「データセンター」なのでほとんど窓がありません。


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1階をすべて2階から吊り下げる構造

 1階をすべて2階から吊り下げる構造になっています。そのため「免震装置」の下部に位置する1階に対しても免震効果が得られるように工夫されています。


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「免震装置」です。


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南東側から見た様子です。



「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」が完了! 供用開始された「広場」と「謎の構造物」

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-3層エレベーター設置工事-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「スカイウォーク」および「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」と「東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)」を直結する「エレベーター」の設置工事が行われています。歩行者デッキも南側に拡張されています。

 計画名は「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」、工期は2018年9月~2019年9月末日(予定)、事業者は大阪市、施工者は阪神電気鉄道、施工業者は竹中工務店となっています。


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「都市計画道路大阪駅前1号線整備事業に伴う3層エレベーター設置工事」が完了して供用開始されました。


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「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」との接続部分です。


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歩行者デッキが南側に拡張された部分です。床は「ウッドデッキ」風になっています。


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「エレベーター」です。出入口が北側と南側の両方にあります。


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謎の構造物です。


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扇状に配置されています。


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「ベンチ」だと思いますが、メチャメチャ座りにくいです。完成してから何度もこの前を通りましたが、未だに座っている人を見た事がありません。撮影している間に2人の方から「これは何ですか?」と質問されましたが、答えに窮しました(笑)。


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反対側から見た様子です。「ベンチ」だと思いますが、正体不明なので「謎の構造物」という事にしておきます(笑)。


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外側は座りやすい構造になっています。こちら側から見ると「ベンチ」ですね。


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「スカイウォーク」との接続部分は、「欄干」を支えていた支柱がそのまま残されています。


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拡張された歩行者デッキの下は「機械室」になっています。



「パレスホテル」が進出 (仮称)堂島浜プロジェクト サービスアパートメント情報掲載開始 2019年10月1日の建設状況

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-(仮称)堂島浜プロジェクト-

 「関電不動産開発」は、大阪・堂島浜の「アクア堂島」の北側で、2016年に取得した「コスモ堂島中町ビル」の解体を行いました。跡地には、関電不動産開発により「(仮称)堂島浜プロジェクト」が建設」が建設中です。用途は「ホテル、共同住宅」となっています。

 ホテル部分には、東京の高級ホテル「パレスホテル東京」を運営するパレスホテルチェーンが関西進出を検討していましたが、「関電不動産開発」と「パレスホテル」は、定期建物賃貸借予約契約を締結しました。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2018/06/14)
 大阪市北区堂島浜におけるホテル開発のお知らせ

 1階~13階が客室数212室のホテル、14階~16階が総戸数27戸の高級賃貸 レジデンスの複合施設となります。2020年3月末竣工、初夏の開業を目指します。

 「パレスホテル」は、宿泊主体型の新ブランドを創設し、施設はコンパクトでありながらも洗練されたデザインとサービスで、国内外のゲストに上質で快適なホテルステイを提供します。

● サービスアパートメント情報掲載開始
 10月1日から「サービスアパートメント」の情報掲載が開始されました。レジデンスはホテルとは別会社での運営となります。ホームページを見るとレジデンスは、神戸市の「マエダ不動産」が運営するようです。

 関電不動産開発(2019/10/01)
 『(仮称)堂島浜プロジェクト』新規サービスアパートメント情報掲載開始

(仮称)堂島浜プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜一丁目19番地(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩7分、JR東西線「北新地」駅より徒歩5分、京阪電鉄中之島線「大江橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-1,582.67㎡
◆ 建築面積-815.29㎡
◆ 延床面積-12,198.63㎡(容積率対象面積10,739.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策―制振構造(ハニカムダンパ制震装置を採用)
◆ 用途-ホテル、共同住宅
◆ 客室数-212室
◆ 総戸数-27戸
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-鹿島建設、(株)都市建
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2017年07月03日~2018年03月31日予定
◆ 着工-2018年05月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ オープン-2020年初夏予定


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「大阪駅前第3ビル」の展望台から見た様子です。


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「(仮称)堂島浜プロジェクト」の建設現場です。


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最高部です。「塔屋」の構築がほぼ終わって、小さなクレーンのみになりました。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。



地上20階、高さ約100m、延床面積約111,000㎡、全体事業費約600億円の「広島駅ビルの建替え計画」 2019年10月末から準備工事に着手!

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-広島駅ビルの建替え計画-

 「西日本旅客鉄道(JR西日本)」では、「JR西日本不動産開発」および「中国SC開発、ジェイアール西日本ホテル開発」と共に、2014年9月に広島市が策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づいて、広島駅ビルの建替えを検討してきました。

 「広島市の「広島駅南口広場の再整備などにおける魅力的な駅前空間の創出について」に合わせて、「広島駅ビルの建替え計画」の概要がまとまりました。

 引用資料 JR西日本(2019/03/15)
 広島駅ビルの建替え計画について

 新駅ビルは、広島・瀬戸内の玄関にふさわしく、広島に新たな賑わいや交流、感動を創出する施設となることを目指し、商業・ホテル・駐車場を導入します。

 特に、駅ビル2階の路面電車が進入する空間は、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットに繋がり、駅と歩行者空間、商業施設が一体となった魅力的な空間を創出します。

● 2019年10月末から準備工事に着手
 「JR西日本、JR西日本不動産開発、中国SC開発、ジェイアール西日本ホテル開発」は、広島駅ビルの建替えを計画していますが、駅ビル建替え工事に向けて、2019年10月末から準備工事に着手します。

 引用資料 JR西日本(2019/09/06)
 広島駅ビル建替えの準備工事着手について

広島駅ビルの建替え計画の概要
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町2番37他
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-約100m
◆ 建築面積-約14,000㎡
◆ 延床面積-約111,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業、ホテル、駐車場
◆ 客室数-400室規模
◆ 建築主-西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 基本設計・監修-ジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所設計共同体
◆ 実施設計-広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組・広成建設JV)
◆ 施工者-広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(大林組・広成建設JV)
◆ 準備工事着手-2019年10月末
◆ 現駅ビル閉館-2020年03月末予定
◆ 現駅ビル撤去工事着手-2020年04月予定
◆ 駅ビル新築工事着手-2021年春予定
◆ 新駅ビル開業-2025年春予定
◆ 全体事業費-約600億円


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「配置図」です。新駅ビルは南側に伸びて奥行きが現駅ビルの2倍くらいになります。


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「フロア構成イメージ」です。

商業
 店舗面積約25,000㎡のショッピングセンターおよびシネマコンプレックスを計画しています。

ホテル
 駅ビル高層階に、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ(400室規模)」を計画しています。

駐車場
 駅ビル直結駐車場(約500台)に加えて、駅北西に別棟駐車場(約400台)を計画しています。


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「広島駅ビル内観イメージ」です。駅ビル2階の路面電車が乗り入れます。この部分が広島電鉄の「広島駅」になります。


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ひろしま駅ビルASSE(アッセ)
「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」を南東側から見た様子です。1965年開業の「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」は、2020年3月末に閉館します。


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新駅ビルはかなり南側に伸びます。


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写真の中央あたりまで新駅ビルになります。


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「ボーリング調査」が行われています。


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別棟駐車場の建設予定地

 「別棟駐車場」の建設予定地を北西側から見た様子です。駅ビル直結駐車場(約500台)に加えて、駅北西に「別棟駐車場(約400台)」を計画しています。




西梅田 「ホテルインターゲート大阪 梅田」が出店する「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」 2019年10月1日の建設状況

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-(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト-
 大阪市北区梅田二丁目に「新サンケイビル」と「サンケイビル別館」がありましたが、閉鎖されての解体工事が行われました。跡地には、地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ69.745m、延床面積16,961.30㎡のホテル、オフィス、店舗で構成される複合ビル「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」が建設されています。

● ホテルインターゲート大阪 梅田
 「サンケイビル」は、大阪市北区梅田二丁目における複合ビル開発事業「(仮称)新サンケイビル建替プロジェクト」を2019年2月1日に着手しました。

 引用資料 サンケイビル(PDF:2019/02/01)
 ホテル 「INTERGATE HOTELS」第5号物件 『ホテルインターゲート大阪 梅田』開発着手のお知らせ

 グループ傘下の「グランビスタ ホテル&リゾー」の新ホテルブランド「INTERGATE HOTELS」の第5号物件となる「ホテルインターゲート大阪 梅田」として、2021年春の開業を予定しいます。

ホテルインターゲート大阪 梅田の概要
◆ 計画名-(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田二丁目33-1、33-2、34-1、34-8(地名地番)
◆ 交通-Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」徒歩3分、JR東西線「北新地駅」徒歩5分・「大阪駅」徒歩5分、阪神電鉄本線「阪神梅田駅」徒歩5分
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-69.745m
◆ 敷地面積-1,738.29㎡
◆ 建築面積-1,046.85㎡
◆ 延床面積-16,781.54㎡(容積対象面積15,345.93㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル、オフィス、店舗
◆ 客室数-389室(818名)予定
◆ 建築主-サンケイビル
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2018年02月01日~2019年01月31日
◆ 着工-2019年02月01日
◆ 竣工-2020年10月末予定
◆ 開業-2021年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)新サンケイビル立替プロジェクト」の建設現場を南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「山留め壁」に沿って外壁の構築を行っています。


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柱部分の鉄筋が見えます。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



万博記念公園 15,000人以上が収容できる大規模アリーナ 万博記念公園駅前周辺地区の活性化に向けた事業者の公募を開始!

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-全国最大規模のアリーナ-

 「大阪府」は9月17日に、「万博記念公園(吹田市)」に15,000人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにしました。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、「夢洲(ゆめしま)」での「国際博覧会(大阪・関西万博)」が開かれる2025年までの開業を目指します。大阪府知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話しました。

 引用資料 日本経済新聞(2019/09/17) 
 万博公園にアリーナ 大阪府、25年万博までに開業 

● 事業者の公募!
 「大阪府」では、「日本万国博覧会記念公園の活性化に向けた将来ビジョン」の具体化を図るため、万博記念公園駅前周辺地区の活性化に向けて、大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会からの意見等も伺い、検討を重ねた結果、民間事業者とともに「大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点づくり」を推進していくこととしました。

 このたび、この拠点づくりに関して、民間事業者からの事業提案を募集し、大阪府日本万国博覧会記念公園活性化事業者選定委員会の審査により事業予定者を決定します。最優秀提案者の決定は、2020年5月頃を予定しています。

 引用資料 大阪府・公式HP(2019/10/08)
 万博記念公園駅前周辺地区の活性化に向けた事業者の公募について

◆ 基本コンセプト
 大規模アリーナを中核とした大阪・関西を代表する新たなスポーツ・文化の拠点

◆ 事業の方向性
第一カテゴリー(必置機能・事業)
 基本コンセプトを踏まえ、「国際的なスポーツ大会やコンサート等が開催できる規模を持ち、広範な利用が可能な世界最先端の機能を有するアリーナ」や、当該アリーナを中核としたまちづくりにふさわしいホテル等の周辺施設を整備し、スポーツや文化を通じて、大きな感動を与えることにより、国内外から多くの人々を集客する事業

・第二カテゴリー(補完機能・事業)
 第一カテゴリーの機能を補完し、事業効果を高める事業

◆ 開業時期
 アリーナや、ホテル等の主要な周辺施設については、2025年大阪・関西万博までの開業を目指し、その他の施設については、土地の引渡し時期等を考慮しながら、順次開業


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公募対象地

 「公募対象地」は、大阪モノレールの「万博記念公園駅」の南側の府有地約16.9haです。


Suita191012
公募対象地の概要
◆ 公募対象地-全体約16.9ha(基本用地及び万博外周道路沿い外側用地)
◆ 基本用地-約14.6ha(①‐a約12.1ha、①‐b約2.5ha) ※基本用地は必ず利用すること。
◆ 万博外周道路沿い外側用地-約2.3ha(②約1.3ha、③約1ha)

 「NTT西日本 万国博ビル」は、公募対象地の対象外になっているので敷地がくびれています。 万博外周道路沿い外側用地2ヶ所が公募対象地になっています。万博外周道路沿い外側用地2ヶ所は、現在は駐車場として使用されています。


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管理人が予想していた府有地の範囲
 私が予想していた範囲と上記の実際の範囲とはかなり違っていました。「ABCハウジング千里住宅公園」を含むのは当たっていましたが、「ABCハウジング千里住宅公園」との間の道路は廃道もしくは付替えが可能だと予想していましたが、上記の「公募対象地の概要」を見るとかなり難しそうな雰囲気ですね・・・


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大規模アリーナの予定地を北西側から見た様子です。現在は、多くの部分が「万博記念公園中央駐車場」として使用されています。


Suita190935 
2020年2月29日に営業終了する「ホテル阪急エキスポパーク」の西側の「NTT西日本 万国博ビル」は、公募対象地の対象外になっています。



大阪ビジネスパーク(OBP) 地上16階、高さ約118mの「京阪神 OBPビル」 2019/10/09 地上部分の「鉄骨建方」が始まる!

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京阪神 OBPビル
 「富士通関西システムラボラトリ」と「KDDI大阪第2ビル」の間に富士通の駐車場がありましが、2017年3月1日に「京阪神ビルディング」が富士通から取得していました。

 「京阪神ビルディング」は、大阪地区での「データセンター」の旺盛な需要に応えるため、「大阪ビジネスパーク(OBP)」に、最高水準の安全性・信頼性・効率性を備えたグローバルで通用するデータセンタービル「京阪神 OBPビル 新築工事」を建築します。

 「京阪神ビルディングは、2019年4月に「京阪神 OBPビル」の新築工事に着手しました。正式名称も「京阪神 OBPビル」のようです。長周期地震動を考慮した中間層免震構造や様々な防災対策により、非常事態発生時にもDCの運用継続が可能です。

 引用資料 京阪神ビルディング(PDF:2019/04/04)
 「京阪神 OBPビル」新築工事着工のお知らせ

京阪神 OBPビルの概要
◆ 計画名-京阪神 OBPビル 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目2番7
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-118.03m
◆ 敷地面積-6,671.94㎡
◆ 建築面積-2,821.28㎡
◆ 延床面積-42,690.36㎡(容積対象面積:38,551.53㎡) *公式HPでは38,796.97㎡となっています。
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間層免震構造
◆ 用途-データセンター、一部オフィス
◆ 建築主-京阪神ビルディング
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 準備工事-2018年04月10日~2019年02月28日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2019年04月15日
◆ 竣工-2021年04月15日予定


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「京阪神 OBPビル」の建設現場です。雲一つない抜群の快晴でした。バックが奇麗なブルーだと撮影時に思いっきりテンションが上がります。


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南西側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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地上部分の「鉄骨建方」が始まりました。

● 逆打ち工法
 地下1階しかないので「順打ち工法」かと思っていましたが、京阪神ビルディングの「2019年3月期 会社説明会資料」に「OBPビル新築工事進捗状況(2019年5月時点)」が載っていますが、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込んでいる写真があります。この現場は「逆打ち工法」で工事が行われています。

 京阪神ビルディング 公式HP(PDF:2019/06/06)
 2019年3月期 会社説明会資料


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南東側から見た様子です。



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角度を変えて見た様子です。


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地上躯体です。


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公式ホームページの「外観イメージ」と建築計画のお知らせの「配置図」とどちらの外観が正しいのか判明しました。南側が建築計画のお知らせの「配置図」と同じアール状になっています。建築計画のお知らせの「配置図」の方が正しいです。


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北東側から見た様子です。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



「電通大阪ビル」の跡地 地上49階、高さ約195m「(仮称)堂島2丁目計画」 「建築計画のお知らせ」掲示!

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-(仮称)堂島2丁目計画-

 日本最大手の広告代理店である「電通」の本社は「汐留シオサイト」にありますが、関西支社は大阪市北区堂島の「電通大阪ビル」にありました。「電通大阪ビル」は、1985年には「BCS賞(第26回受賞作品)」を受賞しています。

 「電通」の関西支社は、2017年11月13日から「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に移転しています。「電通大阪ビル」は、「東京建物」に売却されています。

 「旧電通ビル既存建物解体工事」が完了し、現在は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。

 シンガポールの不動産会社「ホテルプロパティズ」と「東京建物」がジョイントベンチャー契約を結び、超高層複合ビルを新設します。 最大180室のホテルと最大450戸のマンションが入る予定です。

(仮称)堂島2丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島浜二丁目17番5(地名地番)
◆ 階数-地上49階、地下1階
◆ 高さ-最高部195.00m
◆ 敷地面積-4,828.17㎡
◆ 建築面積-約2,470㎡
◆ 延床面積-約85,000㎡(容積対象面積約57,938㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、ホテル
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年12月上旬予定
◆ 竣工-2024年09月下旬予定


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「堂島二丁目特定街区」の範囲です。高さの最高限度は195mとなっています。

 引用資料 大阪市・公式ホームページ(2018/08/30)
 報道発表資料 大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します 


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南東側から見た様子です。


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「オールケーシング掘削機」により「地中障害物」の撤去が行われています。解体工事の工事名は「(仮称)堂島2丁目計画に伴う地下解体工事」です。解体工事の工期は、2019年2月15日~2020年2月28日(予定)となっています。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。


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「(仮称)堂島2丁目計画」の建築計画のお知らせです。「建築計画のお知らせが掲示された!」と話題になっていたので早く撮影に行きたくてウズウズしていました(笑)。

 高さは、高さの最高限度195mいっぱいの195.00mになりました。容積率は容積対象面積約57,938㎡÷4,828.17㎡=1,200%となっています。


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建築計画のお知らせの「東立面図」です。最高部の高さが195.00mです。




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建築計画のお知らせの「配置図」です。平行四辺形で、なおかつ北西側と南東側がアール状になっています。「鉄筋コンクリート造」は、基本的に柱を均一に構築するのでこのような形状は苦手です。デザイン的にかなり攻めているので楽しみです。



「天満橋」の北東側の橋のたもと 地上30階、地上約110m「(仮称)北区天満一丁目計画」の建築計画のお知らせ

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-(仮称)北区天満一丁目計画-

 「天満橋」の北東側の橋のたもとに「関電不動産開発」が超高層タワーマンション「(仮称)北区天満1丁目計画」を建設します。概要は、地上30階、地下1階、高さ101.000m、延床面積18,546.72㎡です。

  高さは、建築物101.000m、軒高100.000mですが、建築計画のお知らせの「西立面図」を拡大して自宅で計算すると、塔屋を含む最高部の高さは約110mでした。

(仮称)北区天満一丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区天満一丁目2番の一部(地名地番)
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部約110m(管理人の推測)、建築物101.000m、軒高100.000m
◆ 敷地面積-1,375.21㎡
◆ 建築面積-680.361㎡
◆ 延床面積-18,546.72㎡(容積対象面積12,366.63㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 建築主-関電不動産開発
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2020年03月02日予定
◆ 竣工-2022年05月31日予定


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「(仮称)北区天満一丁目計画」の建設予定地を北西側から見た様子です。現在は「埋蔵文化財調査」が行われています。


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「天満橋」は、橋の上に「跨道橋」がある2層構造になっています。建設予定地の東側を「天満橋」の「跨道橋」が駆け上がって行きます。


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)北区天満一丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「西立面図」です。塔屋を含む最高部は「西立面図」を拡大して計測すると約110mでした。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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